「透の魔眼、きっと役立つから。早く修行して使いこなせるようになりなさいな。とにかく、練習あるのみなのよ、魔眼ってやつは」
とある結界術師が手にした魔眼。それは、妹の呪いを解くカギとなる―?
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妖怪、悪魔、妖精、神……。
およそ、この世ならざる神秘の領域は、観測できないだけで、実在し、そして、双方の歩み寄りによって管理されていた。
その要となるのが、結界術。人類と人ならざる妖類とを隔てる境界を管理するための術である。
日下部透、19歳。
彼はそんな結界術を操る結界術師として、境界を守る警察のような組織に所属していた。
そんな彼の日常は、人間として暮らしてきた半妖の姫-白峰珠姫-の存在により、一変する。
人間として生きたい半妖の姫を狙う刺客から、彼女を守りつつ、ともに人ならざる者、そして、己のもっていた魔眼について学んでいく。
そのすべては、呪われた妹のため。
シスコンお兄ちゃんは、お姫様たちにやや引かれながら、迫られながら(?)、今日も頑張る。
※2021年12月は毎日18時投稿予定!
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年09月04日
オリジナル戦記 青春 異能力バトル OVL大賞7 ネット小説大賞十 現代 妖怪 悪魔 異界 結界術(魔術) 魔眼 シスコン キネノベ大賞4 ツンデレ
読了時間:約635分(317,003文字)