作品一覧全43件
代表作 連載 20エピソード
明の嘉靖年間。福建沿岸の漁村「石橋村」で育った少年・林浩は、厳しい海禁政策により海に出ることすら禁じられた日々を過ごしていた。家族を支えるために密かに舟を出した彼は、謎めいた“海の声”に導かれるように海難に遭い、敵であるはずの倭寇に捕らえられる。 彼を救ったのは、倭寇頭目・鬼丸兵介の娘、佐久夜(さくや)。冷静さと優しさを併せ持つ彼女に惹かれつつ、林浩は倭寇の中で「異邦の水夫」として生きる道を選ぶ。だが、倭寇の世界は一枚岩ではなく、内に複数の派閥、裏切り、暗躍する密貿易者、そして明朝内部の腐敗官僚とつながっていた。 航海の中、林浩は**海妖(かいよう)**と呼ばれる謎の海の怪異の存在にたびたび遭遇する。それは父の失踪と深く関わっていた。やがて明らかになる父の過去、倭寇との因縁、海禁政策の裏に隠された国家機密。 佐久夜との間に生まれる想いと対立、かつての故郷・福建を襲う倭寇の矛先、そして自らが属する“敵”の世界への疑念と葛藤。林浩は明と倭寇の狭間で揺れながらも、真実と自由を求めて、やがて「東海の英雄」へと成長していく。 最終章では、明軍・倭寇・海妖の三勢力が入り乱れる大激戦が繰り広げられる中、林浩は父の仇と向き合い、佐久夜との運命を決する。そして——東海に、新たな時代の夜明けが訪れる。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年04月29日
読了時間:約54分(26,581文字)
連載 2エピソード
80歳の弘子は認知症に気づかず、鏡に映る若い自分や冷蔵庫の同じおかずを不思議に思わない。昭和40年の切符を見つけ、50年前の恋人タカシとの約束を思い出す。娘の洋子に背中を押され、夜の街へ。商店街や桜並木を歩くうち、過去と現在の記憶が混ざり合う。時計台でタカシの幻と再会し、約束を果たした弘子は翌朝穏やかに永眠。洋子は母の日記で「あなたがいたから生まれ直せた」という言葉を見つけ、満開の桜の下で母との別れを誓う。記憶を失っても消えない愛を描く、時を超えた感動作。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2025年05月03日
認知症 読了時間:約5分(2,261文字)
短編
ペットがいる家族に差し上げます。
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詩[その他]
最終更新日:2022年09月12日
読了時間:約1分(452文字)
短編
色でうさぎのいいか悪いか判断する方がいますね。 人間も色で判断されることもよくありますね。
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童話[その他]
最終更新日:2020年09月22日
読了時間:約1分(384文字)
短編
狼は愛のために自分生きるの基礎を失った。
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童話[その他]
最終更新日:2020年09月20日
寓話 読了時間:約1分(282文字)
短編
人間は欲深いね、無限に追求すると、いつか痛い目に遭いますね。
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童話[その他]
最終更新日:2020年09月20日
寓話 読了時間:約1分(364文字)
短編
自分の生き方は一番大事です。 犬は鷹を憧れても、飛べない者は自分も見失うと損ですね
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童話[その他]
最終更新日:2020年09月19日
寓話 読了時間:約1分(330文字)
短編
利根川の河童の伝説。
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童話[その他]
最終更新日:2020年09月19日
読了時間:約2分(662文字)
短編
鯉の子は登竜門を辞めた
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童話[その他]
最終更新日:2020年09月19日
読了時間:約1分(388文字)
短編
村長と陶器屋は今の国際社会に当てはまる国があるかもしれないね
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童話[その他]
最終更新日:2020年09月18日
読了時間:約2分(525文字)
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