契約によって魔法少女となった主人公は、時間制限=寿命規定でたった1度しか使えない魔法能力、変身能力に疑念を感じた。なので契約を斡旋していた少女を追求したら、やはり、寿命規定は嘘で。実際に死んではいるが、その肉体は再利用されており、そもそも純潔を変換して魔力に行使してるのだから、魔法少女としての利用ができず、あるのは魔法戦闘に耐久できる肉体だけで、戦闘機とか軍事機構から火力を、攻撃能力を抜き去った超防御体、完璧な肉体だけだった。
それらは、大火口炉と呼ばれ、地球地殻の中心部において魔たちに贄とされ、差し出されるのである。
今まで、人類は、彼女たちを犠牲にして、オーバーテクノロジーの地底人から身を守ってきた。
だが、その正体とは、実のところ、国民たちの妄想設定であり、彼女たちの使命とは、国民たちの最深部の設定を書き換えて、正常な世界に仕上げることだ。
そして、主人公はまず自らが火口に送られるのを避ける必要があった。