幸子は父親と2人暮らしだったが20才の時、父は病死。不器用な父親からは「愛」を感じられず育つ。
23才で出会った彼と結ばれ優香を授かり25才の時、出産。その後、彼は突然、姿を消し幸子はシングルマザーとして生きてきた。
優香は父親の顔を知らずに育つ。そして母親の「愛」は感じられずに生きてきた。
20才になり母親と決別を決めるもいろんな出来事がそんな優香の気持ちを変えていった。
そして、また優香の母 幸子の心にも変化が起こり始めてくる。
そんな優香の心を変えていくきっかけとなった出来事とは。。
ある日、幸子に辛辣な言葉をあびせられ 生きる気力をなくした優香はビルの手すりに片足をかけて 1、2、3。。そのまま。。。。
その時、あわてて手を差し伸べたのは大学の後輩 拓也だった。
優香も幸子もお互いに親の「愛」を感じられないと思ったまま生きてきたが拓也の登場で心に変化が訪れる。
そしてやがて、それぞれの「愛のかたち」を知っていくこととなる。
3人の心が織りなす「愛」を知る物語り。
☆この作品は「REQU」にも載せています