むかし、むかし、江戸時代のこと………差別されてきた身分『えた』の村に、たいそう可愛らしい子が産まれてきました。
……その子は、後に、『えた姫』となずけられます。
…しかし、えた姫は差別され、友達も出来ない……
ずっと、寂しい思いをしてきました。
更に、将軍がその息子に代わった時から、えたへの差別がさらに厳しいものになります。
…そんな時に、えた姫の、お母さん、お父さんは病気で寝込んでしまいました。
降りしきる雪のなか、えた姫は薬を買いに、えたは、用があるとき以外出てはいけない町へ行きます。…でも、途中で倒れてしまい⁉
……あとからは、『彼女ら』の物語です。