※二章から読んでください。
一章は完全に作者の都合で一章としてるだけです。
たとえ今日という日が平和じゃなくても。
14歳の主人公ダリア・カルミュアは戦争が溢れる世の中で、騎士として戦に参加し『戦神』として名を馳せていた。あまりの強さに周りの騎士からも恐れられていたが、剣を持たなければ年相応の娘だった。
ある日、騎士団の移籍を命じられ、所属した所で3人の同い年の少女達と出会う。ダリアは当初壁を作り、距離を置いていたが、いつしか馴染み共に行動するようになる。次第に少女らと打ち解けあえるようになった頃、その内なる感情や、事情も明るみになっていく。
ただぼんやりと過ごしていた日常が3人の少女と出会った事をきっかけにどんどんと忙しなくなるも、ダリアにとってかけがえの無いものへと変わる。
これは「戦神」と崇められた少女が、人の暖かみに触れるお話。