この物語は、葛城仁32才のメカトロオタクが13才の少年となって転生した、とある異世界での物語である。
大きなダンジョンの有る街に転生した仁は、薬草採取で生計を立てる術を見つけるのだった。
薬草採取をきっかけに農場の経営まで漕ぎつける仁だったが、それを羨む者たちの画策により国外追放の憂き目に遭ってしまう。
国を追われた仁たちは平和と安定を求め、ある無人島を探し出した。しかし偶然にも、そこは仁の生まれ故郷だった。しかし、それを知らずに島の居住許可を得るため統治国を訪れた仁は、この国が大国から支配を受けていることを知る。
仁の働きかけにより「大国からの統治権の破棄」と「自主独立」を宣言。
これは、あえて大国からの「宣戦布告」を引き出すのが目的だった。
しかし、相手国はあまりにも規模が大きい・・
この戦争をきっかけに、自分は何のために転生したのか?その理由は何なのか?ふと考え込む仁だった。