作品一覧全3件
代表作 連載 完結済 83エピソード
 伯爵家の娘であるアイラは家族と使用人に虐げられていた。  父親が使用人に関係を迫って生まれたことから、アイラは厄介者として地獄のような環境で生きる事を強いられる。  そんな最悪な生活でも、ピアノはアイラの味方だった。  子供の頃から毎日ピアノに触れることを心の支えにしている。  ある日、家族に支度金を目的とした婚約を冷酷と噂される公爵と結ばれてしまう。  半ば身売りのような形で結ばれた結婚に、アイラは不安な感情を募らせる……  しかし、待っていたのは本当は優しい公爵であるベンに溺愛される日々だった。 「アイラはピアノの天才だ!」  さらに、アイラはベンの前でピアノを演奏したことがきっかけでピアノの才能が発覚した。  ピアニストとして頭角を表したアイラは、ベンが指揮する音楽団に入団する。  そして、幸せの音をピアノに乗せて王国に響かせる。  一方、元家族達はアイラに対する数々の悪事が明るみになり、段々と報いと崩壊が近づく……  これは虐げられていた令嬢が不器用にデレる公爵様に溺愛されながら、王国一のピアニストとして幸せになっていく物語だ。  カクヨムにも同じ名義で投稿しています。
作品情報
異世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2023年01月31日
ヒストリカル 女主人公 ハッピーエンド ざまぁ 溺愛 無自覚天才 公爵様 姉妹格差 西洋 ピアノ 音楽 毒親 不遇 虐げられ 読了時間:約200分(99,576文字)
連載 11エピソード
伯爵家の四女として生まれたイリーナは、メイドとして王宮で平凡な暮らしをしている。 ある日の早朝、イリーナは鼻歌まじりに日課の掃除をこなしていたところ、偶然にも第二王子であるエリクと出会い、短いながらも穏やかな時間を過ごす。 その日の出来事をきっかけに、何故かエリクから興味を持たれたイリーナは、早朝に王子との密会をするようになる。 当初のイリーナは噂から冷徹で厳格なエリート気質な王子という印象をエリクに持っていたが……共に過ごしていくうちに、イリーナのエリクに対する印象は、国や民を良くすることに全力を注ぐ心優しい勤勉な王子という風に変わっていく。 その一方で、エリクは冷徹な王子という仮面を忘れさせるメイドに、少しずつ心を惹かれていった。 「おはようございます。エリク殿下」 「おはよう、イリーナ。今日も綺麗だな」 「そうですね。早朝の王宮は趣きがあって、毎日見ても飽きないです」 「あぁ……そうだな」 そして、二人は、王宮で起こる様々な出来事を経て、徐々に身分の差を超えた愛を育んでいく。 これは、平凡なメイドと冷徹王子が、日の出の時間帯に穏やかな幸せを積み重ねていく––朝活の日々を描いた物語だ。
作品情報
異世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年12月28日
身分差 ヒストリカル 女主人公 女性向け ハッピーエンド じれじれ ほのぼの 溺愛 クール系ヒーロー 朝活 メイド 読了時間:約52分(25,825文字)
連載 3エピソード
 街一番の味と評判のパン屋の娘であるルヴィアは縁起悪いと言われる真っ赤な髪を理由に、虐げられている。  その結果、ルヴィアは毎日過酷な環境下でパンを作ることを強いられていた。  碌な食事も休憩もなしにパンを作り続けていると、遂に耐えきれなくなったルヴィアは家を飛び出す。  死に物狂いで実家から離れようとするが、隣街を守る騎士団の副団長アイクに見つかってしまう。  何とか家出した事情を誤魔化して、アイクに保護をしてもらったルヴィアは騎士団での給使として住み込みで働くようになる。  実家だと不当な理由で認められなかったパン作りの技術を駆使して、ルヴィアは騎士団に居場所を見出す。  最初は仕事としてルヴィアを匿ったアイクだった。  しかし、休暇に二人で出かけたり美味しいパンを振る舞われたりすると、次第にアイクの中でルヴィアに向けた感情が仕事の付き合い以上のものに変わる。   「ルヴィアを守りたい」  いつの間にかそんな事を口にするようになったアイクは過去にルヴィアが受けてきた虐待の数々を知って、自分の抱く感情の正体に気付く。  一方その頃、ルヴィアがいなくなった影響でパンの味を落とした結果、実家の客足は減っていた。  そして、アイクの告発を機に没落をして報いを受ける。  これは虐げてくる家族から逃げ出した結果、仕事人間な氷の騎士様の心を溶かして、甘々な溺愛をされて幸せになる少女の物語だ。 カクヨムにも同じ名義で投稿しています。
作品情報
異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年01月30日
ヒストリカル 溺愛 ざまぁ ハッピーエンド 不遇スタート じれじれ 読了時間:約10分(4,810文字)