カーラ・ディ・シャルル。彼女はウェルズ王国宰相であり、侯爵である ライリー・リン・シャルル の末娘である。
カーラは6歳の頃に父とその親友である国王によって決められた婚約者がいる。
その婚約者とは、この国の王太子 アラン・グラハム・クレーヴス殿下。
彼はとても優しく、カーラにとっては兄のような存在。
未来の王妃として頑張っている彼女にはひとつ不安がある。
それは王太子、アランとよくいる令嬢 キャベル様について…
忙しいといいながら毎日のように会っている2人、キャベル様が泣いている時はアラン様が彼女を抱きしめていた。他にも色々あるが、やはりこれらをみるにアラン様はキャベル様の事が好きなのではないか…?
それなら邪魔者でしかない私は、王宮を去りましょう。
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アルファポリス様にも投稿させていただいています。
ストーリーは加筆したり、少し変えて投稿していますので違うな と思うところが多々あるかもしれませんがご了承ください。