西暦2073年
過疎化の影響で町唯一となった瑠璃見町立瑠璃見高校似通う高校1年生、17歳の春風千花は、狭い日常にズレを感じていた。
半年前、気がついたら病院のベットの上にいた。
昨日までの日常、試験、人間関係、思い出の全てが記録上昏睡状態で集中治療室にいた時のことだという
『彼』と追い求めたあの空も『彼』との出会いも全てを記憶障害と否定され、孤独の中2度目の新入生を迎えていた。
『美綴琴音は一年前、あなたの事件にかかわっています。』
その日突然目の前に現れた公安局員神田響は有名政治家の名前を出しそう言った。
デジャブと現実がクロスする中、千花は真実を追い求めようとする。
これは現実であってリアルでは無い話