あらすじ
ラクロス――国内競技人口約2万人のアマチュアスポーツ。
その8割を学生が占めるカレッジスポーツの世界で、人知れず暗躍する社会人クラブチーム。
女子ラクロス社会人クラブチーム界に、かつて鬼才と恐れられた市川一華が戻ってきた。
「新しいチームをつくる。日本一のその先へいく」
一華のその一言が周囲の人間たちの心に灯をつけ、高みへ引き上げていく。
平日は仕事。部下ができ責任は増え、業務に追われる。
休日は練習。給料も出ない、ただの趣味。練習環境は自分たちで整える…。
それでも心はアスリート。時間をやりくりしてトレーニングして、ミーティングして、日本一のその先の世界へ――!
やりたいことやって、強く生きて、何が悪い?
27歳独身女性とその仲間たちが繰り広げる青春(?)さわやか(??)ラクロス小説!