長きに渡る戦乱の続く大地”アーベントラント”。
戦乱の時代に終止符を打つべく、全土制覇に乗り出した大国ベルンシュタイン帝国に一人の傭兵上がりの騎士隊長がいた。
彼の名は、テオドール。
後に、味方からは”帝国最強の剣士”、”帝国の銀獅子”等と呼ばれ、敵からは”銀髪の剣鬼”、”一千人斬りの悪魔”と畏怖された英雄である。
そして、彼の傍らには何時の頃からか、一人の少女の姿があったと言われている。
少女は生涯にわたって、テオドールを支え、共に笑い、共に涙した。
少女の”左目”は、誰よりも近くでその英雄の生き様と、弱さを焼きつけて来た。
これは、戦乱の時代を駆け抜けて行った”一人の英雄”と、それを支え続けた”隻眼の少女”との”闘争”と”愛”の物語である。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年01月05日
身分差 年の差 オリジナル戦記 ファンタジー 戦記 戦争 ロマンス 異世界 ヒロイック 魔法無し
読了時間:約430分(214,605文字)