☆一人称視点☆ゆるい口語文体☆ジワジワ判明☆
☆コメディ&ミステリー
【高嶺ハナは、謎の生命体と戦う陸上自衛隊特務戦隊のアイドルである! だが、装備はまだ何も無い!】
「推してえ! 誰か、私を推してえーっ!」
無人のコンサート会場に、高嶺ハナの絶叫が轟いた。確かに、無人コンサートは辛かろう。だがしかし、これによって、高嶺ハナは、更に酷い事になる。
コンサートの収益がなければ、次の戦いで使用する装備が買えないからだ。これは、ぶっちゃけ死を意味している!
いやマジ信じらんねえ。アーミーアイドルってさ、今や国民的アイドルグループなんだよね。そのメンバーが、ソロだと無観客になるとかある? ないわー。こいつ、マジでいらん子だわー。
おっと。申し遅れたが、私は高嶺ハナの上官だ。彼女のプロデューサー的な存在でもある。だから、心の底よりお願いする。
頼む! 彼女を、高嶺ハナを、推してくれえ!
このままだと、俺のボーナスも危ういのだあ!
IF戦記 ヒーロー 冒険 近未来 アイドル 自衛隊 侵略者 コメディ ファンタジー 戦争 OVL大賞9
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