八百万の神々のうちの四季節の神に仕える末端の神達がいた。
そんな人に名も知られぬ末端の神の子としてうまれた夏蘭は、父である夏ノ神に宣告された。
「夏蘭(カラン)お前と雪兎(セツト)との婚約が決まった。これを機に長年の溝を埋めるよう努めるんだな」
「む、無理ーーー!!セツトとこん…うえ〜
口に出すのも気持ち悪い、ぜっ〜〜たい無理だってパパあーー!!」
夏蘭が婚約を決められてしまった相手、雪兎は同じ里に住まう冬ノ神の息子で夏蘭が最も苦手とする相手だった…
互いに本気で受け付けない相手と婚約を結ぶ事になってしまった二人は婚約を解消するべく互いに協力しあうのだが…
・ダブル主人公
・ご都合主義
R15、十一話で完結