麻依と結季はいつも一緒に過ごしている。 学校でも、休みの日でも、どこかに出掛けるときだって。 それは二人でいられるだけで心地良くて、少しでも離ればなれになってしまうと不安になってしまうから。 そんな共依存な二人が至近距離でいちゃいちゃするだけの話です。

一人じゃ何もできない子と、お世話する子の百合です。

麻依と結季はあれから一晩中、お互いに盗聴しながら過ごしていた。 普段なら眠っている時間帯に、そうして繋がっていられたのは心地良かった。 けれど、スマートフォン越しじゃなくて、麻依と直接会いたい！ かくして、二人だけの町で話しながら添い寝しに行くことになったのであった。 　── この作品は前作『共依存気味な女の子が相手のことを盗聴する百合のお話』の続きとなっています。 こちらから見ても大丈夫だとは思いますが、気になる方はそちらを先に読んでいただけると幸いです。

麻依と結季はいつも一緒に過ごしていた。 学校でも、休みの日でも、お互いが離れたところにいるときは電話越しに。寝ているとき以外は、いつも二人だけで過ごしていた。 でも、寝ているときだってずっと一緒に居たい！ かくして、麻依は盗聴することに決めたのであった。

まーちゃんこと真中としずこと穏乃は同棲している恋人同士である。 ある朝真中が目を覚ますとなんと時刻は九時をとっくに過ぎていた。遅刻確定ながらも、二限には間に合うからと穏乃を叩き起こす真面目な真中。しかしサボりたい穏乃に上手いこと押し切られ、結局二人仲良くサボることになるのであった。 ヒント:九月二十三日

あの日と同じ場所、同じ天気、同じ相合い傘。けれど、わたし達の関係だけが変わってしまっていた。 ────────────────────── あの日から変わってしまった景色、変わってしまった気持ち、そして、あの日とは違う相合い傘。 それでも、せめて──

幼馴染みの死に実感を持てない女の子が、遺された日記を読んで幼馴染みの死を受け入れる話

人の真似をしてる女の子とそんな女の子のことが好きな女の子の話

捨てられた女と甘ったるいミルクティーのお話