サン・セバスティアンに住むロベルトは、元ラ・レアルのサッカー選手だった。 かつての純血主義に囚われ、排他的な思想を持つ、近寄り難い老人。ロベルトは孤独だった。 だがある日、ラ・コンチェの海岸で日本人の少年を助けたことで、止まったままの時計が動き始める。

──それらは自己存在と呼べるのか。 孤独を望みながらも孤独を分かち合いたい少年達は、過ぎ行く時を恐れ、"今"を閉じ込めるべく死を選ぶ。 その死が純然たる自己存在の墓標となることを信じて。 ▪️『匿名【中二病企画】～あの頃のお前は輝いていたぞ！！～』企画参加作品

乱歩、怒りのクリスマス！！ 聖夜のイリュミナシオンを破壊せよ！！！ #つじみやびライターズ杯参加作品

『可愛すぎる男の娘アイドル』として芸能活動が順風満帆だった海智留or陸花。 彼には誰にも言えない、捨てたい過去があった。

神戸藍斗は地域の小さなサッカー少年団のエースストライカーだった。 だが15分しか試合に出れない……。彼は喘息を抱えており、長時間のランニングが禁じられていたのだ。 それでもチームメイトに頼られる現状に満足し、過ごしていた。 ある日、藍斗は相手GKと交錯して、頭を打ち失神してしまう。 深く沈んだ意識の深層で、眠っていた記憶だけが目覚めた。 剣と魔法の異世界で、夢半ばで命を散らした前世の記憶。 ────そして、現世に引き継いだ加護『鷹の眼』の存在を自覚した。 ※ある程度書き溜めてから更新するので、更新期間開くことあります。

あてもなく、はるか彼方へいこう。

世界中で神童と呼ばれてきた、サッカー選手のロベルトは、大怪我により、才能の輝きを喪った────。

一人の青年が、小さな勇気を振り絞るまでのお話。 #匿名両片想いな二人短編企画 ノリ遅れ作品です！！！悔しい！！！！