この物語は、著者の経験を基にした、
半フィクションの恋のお話です。
最後の最後に隠した、
”17年越しのラブレター”の意味を、
ぜひ読み解いて頂きたい作品です。
物語の主人公(たもつ)は現在32歳、ごく普通の
サラリーマン。
彼は学生時代のある日、
友人に紹介された(なごみ)に一目惚れする。
当のなごみもまた、たもつに好意を寄せていた。
学生の頃、2人はお互いに好意を寄せていたものの、
想いを告げることで、友人以上、恋人未満の関係が
崩れてしまう事を恐れ、いつまでも想いを打ち明け
られずにいた。
ある時たもつに、この恋を実らせる絶好のチャンスが
訪れた。
しかしたもつは、この時も言い出せないまま、
やがて彼女は別の男と結婚した。
何もできず、恋心を抱いたまま大人になってしまった
たもつ。
2人は別々の道を歩き始めていた。
突然、たもつのSNSにメッセージが送られてきた。
なごみから送られてきたこのメッセージで、
たもつの心は、再び彼女への想いであふれだす。
果たして、叶わなくなったと思っていた恋が再び動き
始めた時、たもつとなごみにはどんな結末が待っているのか。
青春 タイムマシン 男主人公 現代 タイムトラベル 純愛 不倫
読了時間:約19分(9,085文字)