作品一覧全3件
代表作 連載 31エピソード
リディア・レーゼル・フォン・ブライスガウは、その美しさと賢さで社交界では有名な辺境伯領の令嬢だ。 そんなリディアには幼馴染がいる。カレドニア王国の第一王子、エドマンド •フィヒテ•フォン•オーディンゲンである。 二人は幼い頃にお互いを愛する誓いを立て、リディアもいつかエドマンドと結婚して皇后となり、彼を支えて生きていくのだと信じていた。 エドマンドの為に日頃から美しくあろうと心がけ、誰もが振り返る美貌を保ち、勉強を欠かさず、領主である父の仕事を手伝えるほどの賢さも持っているリディアは完璧なお妃候補だった。 しかし、ある日幼馴染であり婚約者だった皇太子エドマンドから、いきなり婚約破棄を命じられる。 しかも、リディアが愛人と密会し、その為に邪魔になったエドマンドを殺そうとしていたなどと根も葉もない疑いをかけられ、王宮を追放、領地を剥奪されるという最低最悪の事態に。 なんとしてでも疑いを晴らし、エドマンドの心を取り戻そうとするリディアだが、実はその裏では王宮内の地位をめぐる権力争いが勃発していた。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月16日
ルフナ大賞 シリアス 女主人公 西洋 ハッピーエンド 悪役令嬢 婚約破棄 三角関係 読了時間:約216分(107,764文字)
短編
売れない底辺お笑い芸人の田端は、後輩の溝口から、動画配信の企画として事故物件に住み、そこで動画配信をしてみようと提案される。 ダメダメな今の現状を変えたくて、田端は溝口の誘いにのるがーー
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その他[その他]
最終更新日:2024年05月17日
ネトコン12 男主人公 怪談 ホラー 読了時間:約15分(7,251文字)
短編
二十年前の真夏の盛り、かくれんぼをしていた私の妹は車内で遺体となって発見された。 それ以来、毎年夏になると私には死んだ妹の声が聞こえる。 「もういーよ」 妹はそう言って私が見つけてくれるのを待っている。 不気味と言えば不気味だが、今のところ害もないので私にとっては夏の風物詩と変わりない。 しかし一つだけ、気になることがある。 それは妹が、毎年一つずつ数字を数えていることだ。二十から始まって毎年一つずつ数が減っていく。 もしこのカウントがゼロになった時、このかくれんぼは一体どうなるのだろう。 妹はいつまで私とかくれんぼをするつもりなのだろう。 ※こちらの作品はアルファポリスにも掲載しています。
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ホラー[文芸]
最終更新日:2021年08月02日
怪談 夏のホラー2021 読了時間:約10分(4,639文字)