昔、《ぎやまん》の字(あざな)がついたストイックなガラス職人の男がいた
男は、ガラス細工を作るのが好きだった
透明度の高い強化硝子も、美しい切り子細工の硝子も、色付き硝子も、男の手にかかれば最高峰のができあがった
建築素材から伝統工芸品に美術品まで!
ストイックなガラス職人、ぎやまんは、毎日毎日コツコツと依頼された作品を作り続けた
そんな男は、仕事時の不慮の事故であっけなくいのちを失ってしまう
男はガラス職人を隠居後に第二の人生として叶えたい夢があった
神様がいるのならば、ワシの願いを叶えてほしい!
男は神様に願った!
ワシは、○○をしてみたかったんだ!
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