この作品はpixiv文芸にも掲載しているほか、以下冊子に掲載されてたものです。
https://gekkodo.booth.pm/items/2160724
なろうでは序文のみ掲載となります。
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デキる技術系OL、藤真祐希二十八歳。彼氏と別れたばかりの彼女は、空虚な思いを振り切るように仕事に打ち込む。そこに蘇るのは彼氏なんかじゃない、ある女性との一抹の記憶と、別離の言葉。
――私はあなたの、都合の良い女でいいの。だから……甘くて苦い、愛でも恋でもない。それは名もなき百合色の、追憶。
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