作品一覧全20件
連載 完結済 25エピソード
純情な森の魔女がひとりと、残忍な夜の魔術師がひとり。 今年も祝祭の季節がやってきた。 魔女と人間。生きる時間の長さを違える者どうし。その奇跡のような時の重なりを、温かな想いとともに歩んでゆく。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年05月20日
ネトコン13 魔法 恋愛 森の魔女 夜の魔術師 祝祭 読了時間:約68分(33,574文字)
連載 完結済 17エピソード
月光の竜であるシハースィには、夜の魔術師という人間の友人がいる。 世間では享楽的で残忍な男と言われ、また実際にその通りであるが、いっぽうで彼の、目的のために手間を惜しまない貪欲さを、そして大事なものへ向ける情の深さをシハースィは知っていた。 馴染みのレストランにて食事をしながら、二人は出会ったばかりのころに思いを馳せ、また変化を語らう。 思えば、ずいぶんと手札を増やしたものだ。 夜の魔術師をマエストロと呼び、彼の駒として夜を揺るがす四人の人間。 マントの飾り紐に、煙草、揃いのピアス――失った名。 さあ、過去を振り返ろう。未来を確実なものとするために。 これは、ただ一介の魔術師にすぎなかった男が、夜の称号を得るまでの物語。 ◇ 沫たつ時波の物語シリーズ https://ncode.syosetu.com/s4410h/ 森の魔女と夜の魔術師の物語の本編はこちら↓ 『ユーリカの栞』 https://ncode.syosetu.com/n8502id/
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月10日
ネトコン13 男主人公 人外 魔法 魔術 竜 読了時間:約91分(45,470文字)
連載 完結済 10エピソード
『構築される精霊』より抜粋 〜序〜  世界でもっとも謎めいた生き物は、精霊だ。  あるところでは死者が転じ、またあるところでは無機物に宿り。ひとくちに精霊といえど、その経緯は千差万別である。  系譜を引くことは不可能に近く、体系だった研究は長命な魔女すら投げ出すほど。しかし、精霊の魅力は損なわれず、むしろ一生を捧げる研究者ならぬ偏執狂は増えるばかりだ。  なかでも私の興味をひいてやまないのが、構築された精霊だ。  魔法はおろか、魔術の知識も持たない人間の、何気ない言動。そこに乗せられた意思や、執念や、また驚くべき偶然が重なることで奇跡のような運命をまとい、「彼ら」は生み出される。  構築された精霊とはすなわち、魔法的あるいは魔術的な条件を満たしたことで力を得た魂。ゆえに、世界の変動にたびたび登場する精霊も彼らであることが多い―― ◇ 風土記系競作企画「構」に参加しています。 http://still-in-noise.a.la9.jp/fudoki/kikaku/2024_01_kamae/kikaku.html
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年03月10日
読了時間:約19分(9,483文字)
連載 完結済 2エピソード
花贈りの日――それは、大切なひとに花を贈り、愛や感謝を伝えるための風習だ。 ◇ 本編はこちら 『灯る透明の染色方法』 https://ncode.syosetu.com/n0415iz/
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月14日
沫たつ時波の物語 バレンタイン 魔女 聖人 竜 読了時間:約10分(4,636文字)
連載 完結済 3エピソード
――それは、一夜限りに交わされた情だった。 フーア国立歌劇場の専属歌手をクビになったコカは、やけ酒をしようと訪れた酒場で自分よりもさらに陰気な男ウルメザに出会った。 彼は、コカが生まれる少し前にあった〈聖なる星降りの夜〉に一族を失った、風竪琴の竜だという。 賑やかな酒場で自由な音楽に触れながら、ふたりは、かつての熱を取り戻す。 ◇ 那月 結音さん主催「第2回いけおぢ豊穣祭」に参加しています。 https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/640480/blogkey/3336627/?s=09
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年10月11日
いけおぢ豊穣祭2 恋愛 歌 酒 読了時間:約18分(8,830文字)
連載 完結済 36エピソード
世界が、ひとりの歌うたいを忘れるまでの物語 ◇ 二年前の夏、彼女はマイクを置いた。 誰も疑問を持たなかったし、覚えてもいなかった。わたしだってそうだった。 けれども今、目の前で歌をうたっている彼女は。 あの頃の面影はどこにもなく、今にも消えてしまいそうに、儚く笑っている。 ――たったひとつだけ。あの頃と同じ、世界でいちばん美しい旋律をのせて。 だからわたしは、ただひたすらに言葉を落とす。 わたしが、わたしだけが、あなたを決して忘れないように。 20XX年、東京の片隅。 「超感覚」と呼ばれる能力に翻弄される若者たちがいた。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年07月31日
ネトコン12 シリアス ほのぼの 女主人公 現代 日常 青春 歌 記憶 音楽 読了時間:約201分(100,169文字)
短編
夏至の夜は言葉の要素が不安定になる。 さあ、月光の仮面の出番だ。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年06月23日
沫たつ時波の物語 夜の魔術師 森の魔女 夏至 読了時間:約8分(3,926文字)
短編
――運命の気まぐれに生かされたというならば、意地汚く死んでやりましょう。 ◇ 結界魔術の権威、アヨグス家。 強固な結界によって街や国に貢献してきたその一族は、老獪な魔術師らしく裏社会にも手を出し、誰にも崩しえない強大な力と巨大な財を得た。 しかしその力は人ならざる者の策略にあえなく崩れ去る。 ――ただひとり、当主となったばかりの若い女ラャミを遺して。 これは、虚無の魔術師が始まる前の物語。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年06月23日
沫たつ時波の物語 虚無の魔術師 呪い 読了時間:約10分(4,576文字)
短編
森の魔女と、夜の魔術師。 二回目の花贈りの日がやってきた。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年06月23日
沫たつ時波の物語 森の魔女 夜の魔術師 バレンタインによせて 読了時間:約9分(4,398文字)
連載 完結済 31エピソード
時波の世界にまだ聖人が存在していた時代。世界がやわらかで、理はよく揺らぎ、不安定だった時代。 穏やかな魔女と苛烈な聖人は出会い、そして突然に婚姻を結ぶ。 ――ちょうどよかったんだ。俺はどこかの国に肩入れする気はまったくないからな。 ――あなたの事情に巻き込まないでください。わたしは静謐の魔女。騒がしいのは好みません。戦なんて、もってのほかです。 静謐と戦火。正反対ともいえる性質を持つふたり。 しかし魔女と聖人が一度結んだ繋ぎは解くことができない。好まない戦の要素を削ろうにも、婚姻によって紐づいてしまった自身の要素を崩すわけにもいかない。 静謐と戦火の繋ぎは成されたのだ。 しかたなく伴侶としての役目を果たすことにした静謐の魔女は、肌に合わぬ要素を最小限に抑えるため、友である明星黒竜たちに協力を仰ぎ魔法具を作ることにした――。 迷子が趣味な魔女と、国落としに精を出す聖人。 世話焼きお父さんな冬の竜と、貢物でレストランを営む秋の竜。 これは、最後の聖人を育んだ人ならざる者たちが紡ぐ、対話と幸福についての物語である。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年05月31日
ネトコン13 シリアス 女主人公 魔法 突然の婚姻 魔女 聖人 恋愛 読了時間:約244分(121,836文字)
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