俺だって異世界に行ければ――そんなあなたに贈る本格ファンタジー。
宇田修介はどこにでもいる平凡な中年サラリーマン。
ある日、彼はトラックに轢かれそうになった子供を助けて死んでしまう。
そんな彼の前に神を名乗る謎の老人が現れ、異世界へ転生させると告げる。
だが、老人が提示した転生先は五歳の少年の体だった。
「外道過ぎて言葉もねーよ! よくそんな酷いことできるな! 仮に俺がその子の親だったとしたら間違いなく発狂するわッ! 自分の息子の中身がどっかの知らないおっさんに入れ替わってるとか考えただけでもんどり打って死ぬわッ!」
当然のごとく彼は転生を拒否した。
老人との交渉の末、彼は転生ではなく、肉体を若返らせて転移することとなる。
向かうは剣と魔法のファンタジー世界。
だがそこは、妖魔と呼ばれるモンスターが存在する危険な世界だった……
これは、なんのチート能力も持たない男が、いくつかの出会いと幸運によって少しずつ成長していく物語。
※カクヨムでも掲載しています。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年08月17日
男主人公 冒険 剣と魔法 中身おっさん 妖魔 主人公凡人 成長 冒険者
読了時間:約2,360分(1,179,840文字)