作品一覧全2件
連載 完結済 4エピソード
 さあ歴史好きの皆様、変わったものが読みたい皆様。  ここらで一つ「狂言」なんて如何でしょうか。 【第二回】は狂言『口真似』    前回の解説でポロっと出てきた、豊臣秀吉公、徳川家康公、前田利家公が演じた可能性がある狂言の片割れでございます。  今回はとある歴史上の人物に登場していただきました。  果たして「市兵衛」とは何者なのでしょうか?   ちょっとした歴史クイズですが歴史に自信ありの皆さまは是非、挑戦してみてください。 あらすじ  黒田家の家臣である、とある侍は羽柴様より御酒を賜った。  これ幸いに酒を飲もうとしたけれども、一人酒は寂しい。  一人で酒を飲みたくない侍は、下人である太郎冠者に誰か連れてこいと命令する。  そして太郎冠者は、知り合いのとある人物を連れてきた。  しかし、それはトンデモナイ人物だったようで――。  出典は国立国会図書館デジタルコレクションより――。 『和泉流狂言大成 山脇和泉 著 (わんや江島伊兵衛, 1919) 』全4巻。  この本の著作権の詳細の解説を行うにはこの『あらすじ』は余りにも狭すぎるので、第一話の後書きに置いておきます。  この作品は『ノベルアッププラス』様にも投稿しております。
作品情報
歴史[文芸]
最終更新日:2021年01月22日
身分差 日常 時代小説 二次創作 ほのぼの 豊臣秀吉 黒田官兵衛 古典 伝統芸能 狂言 能楽 能 戦国時代 読了時間:約35分(17,110文字)
連載 完結済 5エピソード
さあ歴史好きの皆様、変わったものが読みたい皆様。 ここらで一つ「狂言」なんて如何でしょうか。 【第一回】の狂言は『井杭』。  特に歴史好きの皆様にお勧めします。  何故なら、かつてこの狂言は日本史上最高の役者によって演じられております。  かつて時の天皇陛下の前で演じられたその時の『井杭』の演者は――  ――豊臣秀吉公、徳川家康公、前田利家公――  どうです? 豪華とは思いませんか?   官位の高さが最高じゃないですか。  自らを歴史好きを自認する皆さまであれば、豊臣秀吉公、徳川家康公、前田利家公が役者をした演劇を知らないなんて、勿体ない。  教養の一環としても是非知っていてほしい。そんな御話です。 あらすじ  いつもいつも屋敷の主人に頭を叩かれる美少年、井杭。  何とか頭を叩かれるのを防ごうと清水寺の観世音菩薩に祈願をしたところ、姿が消える不思議な頭巾を賜った。井杭はその頭巾を被って姿を隠し頭を叩かれまいとする。  最初の内は成功するが腕の良い占い師の登場で次第に追い詰められていく井杭。  井杭は、屋敷の主人と占い師の鼻を明かせるのだろうか。  さて「井杭」の著作権ですが、これに限らず私がこれから書く狂言を基にしたシリーズの底本は国立国会図書館デジタルコレクションにて公開されている―― ――『和泉流狂言大成 山脇和泉 著 (わんや江島伊兵衛, 1919) 』全4巻となっています。  著作者は4巻とも『山脇 和泉』と奥付に記載されております。  よって二次創作のガイドラインにある『童話、古典文学など著作権の保護期間が終了している作品を原作とした小説』に当たります。  しかしこのことを証明するにはこの『あらすじ』は余りにも狭すぎるので、後に設ける『第一話の後書き』の中において細かい事を書くことに致します。  *この作品は『ノベルアッププラス』様にも投稿しております。
作品情報
歴史[文芸]
最終更新日:2021年01月18日
身分差 年の差 ヒストリカル 日常 時代小説 二次創作 ほのぼの 古典 狂言 能楽 能 コメディ 読了時間:約27分(13,088文字)