「え〜!!!なんかやばい本見つけた!!!」
黒宮燐は至って普通の中学2年生である。
ただ一つ普通と違う所は、実家の小さな神社で現巫女として一人神社を守っていることだけ。
そんな燐はある日、神社の蔵から割と本気でやばい本を見付けてしまう。その本の中には死者の魂を呼び出す方法も書いてあった。
…なので当然の様に試した。
死んだ母に会いたかったし、中学2年生なんて好奇心に負けてしょうがない生き物だ。
「…成功した、けど…一緒に出てきたこれって何なの…?」
母の召喚には成功した燐だが、一緒に黒くてほわほわしている小さな小さな霊も召喚してしまう。
その霊を例の普通にやばい本で調べると、
__なんと日本最大の怨霊ということが判明した。
「エッどうしようお母さん」
日本が危ないかもだけど、お母さんがいれば多分大丈夫!あの世に行ったり神様と肉体言語でお話したり!四肢がもげても戦え!燐ちゃん!