その都市において番はコンピューターによって決められるという。
Ω性を持つリューイの相手は、国一番の研究者であり、古くからあるαの血族の男であった。
しかし彼はリューイの項を噛んで番にしようとはしなかった。
番になるために様々に努力をするリューイだが、彼が自分を番にしないのにはわけがあった。
「そんな小さいこと気にしなくていいのに。俺はどんなあんたでもきっと好きになる」
年の差十五歳のカップルが出会ってから紆余曲折を経て両想いになるまでの軌跡。
その日リューイは生涯ただ一度の魂をかけた恋をどこまでも貫くことを決めた。
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R18版同名小説は平行世界の彼らのお話し。
また違った二人やその友人たちに会えるかと思いますので読める方はぜひお読みください。
なお、メインは現在R18版となりますので、こちらの更新はのんびりとしたものとなります。
一話あたりの文字数は短めの予定です。
*タイトル変更思案中。