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”犯罪”は許されざる行為である。 だが、人は時に大きな影響を受けると変わってしまう。当たり前のことを認識できなくなる。それはクリスマスのあの時からだった。 2020年10月17日 政府は衝撃の一言を放った。 「新型ウイルスによる人口の減殺」政府はこれにより、少子高齢化、年金、食糧危機を解決しようとした。 だが、もちろんそんな非人道的行動をとるなど許せるわけもなく、国民は反乱した。 しかし、すぐに鎮圧され、政府の目的通りになってしまった。新型ウイルスは各地に広がり、高齢者を中心に亡くなっていった。 2030年12月24日 新型ウイルスは無かったかのように扱われ、国家は元に戻りつつあった。 その日、総理大臣である島田直也の誕生祭であったこの日に事件は起きた。 “総理の殺害”理由は10年前の事件の復讐だ。 2030年12月25日 そして、これを機に国民による反乱が行われた。その反乱の中で活躍したのが“能力者”である。 この反乱では能力者による圧倒的な力により僅か1日で政府は倒された。 〜1年後〜 政府は倒され、復讐は成功に終わった。 だが、経済の停止により、様々な問題が現れた。貧困、失業者の増加などである。 そして、その影響で犯罪件数は年々増加傾向になり、警察では対処しきれないほどの数になっていた。新しい政府もこの犯罪件数を対処しきれずにいた。 だが、この現状を打開するべく動いたある組織がいた。 ”対犯罪用殺し屋組織”通称ACHOである。 ACHOは犯罪を無くすためには犯罪者を殺し、「犯罪をすれば死が待っている。」と促すための組織である。そして、その組織の一員が殺し屋Sである。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2020年12月25日
読了時間:約2分(848文字)