片田舎の村で姉妹のように育った幼馴染の二人……マツリとミコト。
ミコトの祖父が猫を助けようと交通事故に遭い、亡くなってから1年。
今度は二人が幼い頃から共に過ごしてきた、ミコトの両親が営む神社が合併で無くなることに。
巫女として神社を手伝ってきたミコトは傷心の中、叶わぬ願いを込めて最後のおみくじを作り、マツリに引かせる。
ミコトは、さらにおみくじのラストワン賞と称して、神社の御神体をフィギュアだと言い張り、村に残るマツリに託そうとする。
ところがその御神体には本当に神様が宿っていた――それも異世界の女神が!
ラストワン賞で御神体の所有者がマツリになってると知った神様……。
あっさりと神社に返品されるのは、神としてのプライドが許さない。
女神はマツリが引いた超大吉のおみくじを叶えることで、御神体を神社に返すよう提案。
中身も確認せずに、おみくじに書かれていたとんでもない内容を叶えてしまう……。