阿澄知夏は小学生の頃から男友達と混ざって少年団に入るほどサッカーが大好きな女の子だ。だが、進学した地元中学には男子サッカー部しかなく、体格に圧倒されて燻る日々を過ごしていた。
ある日、通りがかったフットサルコートで女子チームに飛び入り参加すると、メンバーの比呂美から女子の「競技フットサル」に誘われる。しかし、幼なじみたちとサッカーを続けたい知夏は誘いを断ってしまう。
部活は困難を極め、ついにマネージャーを打診される。奮起するが焦りから失敗を繰り返し、ついには幼なじみの久斗とも大喧嘩をし、知夏は部活から逃げ出す。そこで比呂美と再会した知夏は再び誘いを受け、女子競技フットサルチーム「ソンリエンテ」の練習に参加するのだった。