「あたしは強いよ〜？　君なんて秒殺だよ〜。試してみる？」そんなことを平気で言う体育会系美女に弟子入りしたアル。 しかしその美女は女神か死神かもわからない危険な女だった。 そんな美女に毎日蹴り飛ばされながらもアルは必死に能力を開花させようとする。なんせそれほど努力しなければ彼は一生能力が使えずに「色なし」「能なし」と蔑まれてしまうのだから。 そして力をつけたアルは迷宮に支配された世界を救うことを決意し、ひとり旅立った。 非常識な美女に育てられた少年が成長し、やがて勇者と呼ばれる存在になる――――負けながらも成長する冒険物語。 ※第9話までがひとつ目の区切りなので、好みの判断材料にして下さい。

この星には魔物と戦うための【魔法】が存在し、それぞれの属性を司る神がいた。 しかしその風を司る風神は長い眠りから覚めていきなり怒っていた。なぜなら自身の信者である風使いが最弱になっていたからだ。 「俺の信者はなんでこんなに弱いんだ！」 そう叫びながら地上に降りた風神はひとりの少女と出会い、風神の目的はやがて世界を救うための戦いに変わった。 （旧タイトル）お願い！もう1回神様やらせて！

未開の地を切り開いて街を守るハンター。 そのハンターに小さい頃に救われた赤髪の少女は、自身もハンターになることを決めて試験に挑んだ。 そしてモンスターと戦う武器選びで少女は特別な武器と出会う。それは斧銃《アクスガン》と呼ばれるからくり斧で、周りからは不良品と評価されるほどの不遇武器。 しかし実験で爆弾を作るほどの変わった少女にはその斧銃《アクスガン》がロマン武器にしか見えなかった。 ロマン武器を背負って爆炎を撒き散らす少女、ヒメリアのハンター物語。