天使が天界に、悪魔が魔界に、死神が冥界に、人間は地上に。 人間以外は、それぞれがそれぞれの思惑で少しずつ互いの世界に関わっているという世界です。 天使は“大天使ミカエル“を筆頭とした軍隊的な規律社会を構成しており、悪魔は“魔王ルシファー“を頂点に貴族社会を構成しています。 社会構成や規範、価値観は全く異なるものの、「人間を見守る立場」という共通理念を通して、天使と悪魔は人間社会でいうところの2つの国のような行き来があります。 それに対して死神は、その存在意義や行動の目的が天使や悪魔にも分からない不気味な存在です。また、冥界はどうやって行くかもわからず、おまけにどのような世界なのか、どのような死神がどれくらいいるかも全く不明。謎に包まれています。 主人公は天使のイサヤ（♂）と悪魔のメイ（♀）。 天使と悪魔は意外と仲がいいんだけど、その天使と悪魔にもいろいろあったりするんです。。。 思わずニヤついちゃうような甘〜い、でも俺様な天使のイサヤと、悪魔のくせに迫力ゼロの、そのくせやっぱり小悪魔な一面も持っているメイが恋に落ちるお話を楽しんでいただけたらと思います！

家に引きこもっている”私”の家の庭に、どこからともなく来た猫がいた。 他人様の家の庭でさえ、我が物顔で闊歩する自由な”猫と”体調を崩して部屋から出られない”私”のやり取りを、”私”の心の中の葛藤を中心に描いた小説です。 みなさんの身近にありそうな日常の一コマを切り取ったイメージです。