物心ついた時から一緒にいるお姉ちゃんのような女性ミラ。周りからはイストの作り出した空想上のお姉ちゃんのようなものと思われていたが、イストは知らされていた。ミラ転生した賢者(自称)であり、転生に失敗してイストに憑りつくようなことになっていることに。
ミラの知識を元に魔法使いとして成長していったイストは両親の勧めにより冒険者用の学校に通うこととなるがミラの教えは少々(当社比)やりすぎであった。
「ミラねぇがちょっと教えてくれた魔法限られた人しか使えないんだって。」『ちょっと魔法が使えるように教えてたつもりだったのよ?信じて!信じてイストちゃん!』
主人公に憑依しているやりすぎ賢者によるちょっとできる冒険者を目指す物語