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連載 21エピソード
 幼少期から小学校6年生まで実母の家庭内暴力等を受けていた日々を送っていた蒲田 一は小学校を卒業した後、実家を飛び出し、北新宿在住の子供のいない叔母と義叔父に引き取られた。  その後、楽しい中学校生活を送っていた一は、中学1年の3学期に叔母夫婦の家で音楽番組を見ていた。そんな音楽番組を見ていた彼女は、自分の人生を大きく変えるアーティストと出会った。渋谷スカ楽園オーケストラである。渋谷スカ楽園オーケストラは、ジャマイカ音楽のジャンル、「スカ」をベースに結成地、東京都渋谷区を取り入れた「シブヤスカ」として独自のスタイルを確立した、日本を代表するスカバンドである。一は、スカラクが音楽番組で演奏したドラマの主題歌を聴いた。一は彼等のパフォーマンスに感動し、彼等のCDが欲しくなった。一はスカラクのCDを買う為に、お小遣いを貯めようと必死に家事等のお手伝いをした。叔母と義叔父からは「欲しいのならお手伝いだけではなく、勉強もしなさい!」と言われ、学校の勉強もした。そして1ヶ月後、一生懸命コツコツと貯めてきたお金でドラマ主題歌が入った彼等のアルバムを買った。彼女は彼等の曲を全部聴いてから彼等の大ファンとなった。そして2003年4月、一は美術部を退部後、吹奏楽部に途中入部した。楽器選びで強く希望していたサックスを取られた一は、パーカッションを担当することになった。  そして2年が過ぎ、パーカッションを学んで実力を身につけた一は高校1年に進級後、10人組のスカバンドを結成した。 ※ 現在この作品は、最初のページから面白さを得るために、編集・更新をしています。面白さを出す為に今は考え中です。更新も現在休止しています。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸] R15
最終更新日:2021年07月15日
悲恋 日常 青春 女主人公 学園 SKA 吹奏楽部 10人組 美少女 音楽 楽器 ガールズバンド レゲエ 平成 読了時間:約87分(43,325文字)