海底に沈む古代文明の遺物を発掘し回収する船で暮らしている少女エメラルド。幼い頃にオジジことゼバルトに拾われ五才上のリュディガーと共に船で働き生活していた。 発掘の仕事をしていたある日、念願の大物遺物を発掘したことでこれまでの暮らしが一変する。 大物遺物は国に引き渡し大金を得ることができる。その為エメラルドは一度も行ったことがない陸へ向かわなければならなくなる。

無敵のはずなのに時々勇者に倒される事が気になった魔王が三体の分身を作り出し偵察の旅に出ました。 それぞれ三人の人間に入り込み勇者になりそうな候補者に近付き討伐される原因を研究することにし、それぞれ得意分野に分かれた力を持った分身が人類社会に潜入し、各々研究の成果を持って合流する予定です。 魔王の左手の力を持った分身がロータルという人間に入り込んだまではいいけれど、思わぬ人類との関わりに孤軍奮闘(！？)します。 勇者候補の剣士エアハルトは少し向上心に欠けていて、老練の魔法師ネーポムクはちょっと怪しい。偶然知り合ったパウラは魔法の初心者で、成り行きで四人の旅が始まった。

肩こり腰痛持ちなせいで自称マッサージを受けるプロの記憶を持つアメリ。 なんのスキルも持ち合わせていないのに何故か異世界転生、しかも父親のせいで借金の形に娼館へ売り飛ばされるが、マッサージの腕を買われそれを目眩ましに貴族の屋敷へ派遣されスパイ活動をさせられる。否応なしに借金返済人生が始まる。 ※町工場＝底辺というのはあくまでもフィクションであると信じています。頑張れ町工場！

既に投稿済の「転生者にも事情がある」の続編 ブルーラート領地から家路についているフェアリーネとマティウス。二人が別居する前のひとときをイチャコラしていたが、フェアリーネが滞在する農村に来ると同行していた領主ご令息のバルテレミーが滞在すると言い出し、結局しばらく家族共々留まることに。 そんな中、突然夢の中で炎龍フィアンマに呼ばれたと、火山ビジカンブールへ向かうことになる。 短い作品になります ポツポツあげていくつもりですので宜しくお願い致します ちょっと悲しいお話です

　これまでいったいどれほどの世界が賢者、勇者に助けを求め召喚が行われてきただろうか？それら全ての世界は召喚によって全て救われたのだろうか？ 　どのような者が召喚されてくるかは来てみなければわからない。全ての召喚が成功するとも限らない。 　大魔術師グウェイン・ウィンザー公爵が研究の末、召喚した聖なる力を持つと言われる賢者は十六才のポンコツ聖女だった。 　賢者が女性だったことも驚きだった上に何も知らない少女だったことで城では大騒ぎになった。 　大魔術師グウェイン・ウィンザー公爵と一介のメイド、エレオノーラ・スタリオンが何とか少女に世界を救ってもらおうと頑張るお話。

　エルデバレン王国の九番目の王妃の娘として生まれたリアーナ王女。 王位継承に最も近かった優秀な王子が突然の事故死。続いておきた王の崩御による王位継承争いが始まる。 　王位に興味がなかったリアーナだったが謎の女魔術師オーギュスティーヌにより男の身体になる呪いをかけられたことが切っ掛けで解呪の為にやむにやまれず十人いる兄姉を相手に王を目指すことに。 　呪いを解くために変人魔術師ポントゥスに会いに行ったが解くどころかさらに蛇を見ると大猿に変身してしまう呪いをかけられてしまい、呪いは一層複雑に。 　先ずはオロギラスという大蛇を探し出し三ヶ月以内に四匹倒さなければいけないが、信用出来る護衛二人だけしか連れて行けず困難を極める。 　幼い頃に婚約した優秀な騎士で魔術師のアーネストは王位継承のライバルである優秀な姉イスラ側についている。 　先行きは不安だが、王になるための支持集めとオロギラス討伐を目指すリアーナに思わぬ味方が増えていく。

国内第一派閥の父を持つローズマリーが父親の命令で王様の秘書に。 魔力は多いが使える魔術は白い鳩を出す事だけの一族の恥だと思われて辺境の屋敷へ追いやられていたが、実は鳩は魔王の生まれ変わりで多過ぎる魔力が暴走しそうになったローズマリーの魔術を制御する為に生み出されていたモノで本当は優秀な魔術師だったが隠していた。 　数年前にタイラーという平民に倒された魔王は鳩のパフとして転生しローズマリーの側にいた。王の第一秘書セバスチャンが突然失踪し行方を探すうちに攫われてしまったローズマリー。 　勇者となったタイラーと出会い、助けられ、父親から解き放たれ、自由に生きろと言われて困ってしまうが世間知らずな中、何とか生活しようと旅を始める。 　魔物を狩り、品不足の辺境で農場を始めて人手不足を孤児を集めて働く場所を与えようとする。 　一方、魔術師としても知れ渡りやがて噂は父の耳にも入り城へ呼び戻され一族へ戻るよう命じられる。だがローズマリーが一族へ戻ったのはこれまで王の側近という立場を利用してきた一族を排除するためだった。 　前半ちょっと卑屈なローズマリーにイライラするかもしれません。 　

ここはプラチナ王国。 　世界は魔物であふれていた。時折魔王が現れその度に何とかそれを倒し、倒した者は勇者と呼ばれる。 　そんな異世界へ彼氏に振られて無我夢中で走っていたらいつの間にか紛れ込んでしまったユキ。気がつけば森の中を魔物に追いかけられ疾走していた。 　何とか魔物を倒し、出会ったおじいちゃんのマルコに助けられ王都シルバラへ。お金も住む所もなくマルコに仕事を求めると連れて行かれたのは労力と給料が釣り合っていない職場『最終試験ダンジョン』だった。 　そこで上司として知り合ったライアンは凄腕の冒険者だ。彼に鍛えられながら借金を返すべく必死に戦うユキ。連れて行かれた鑑定で怪力スキルがある事が判明したが女子力向上の為に隠そうとしていた。結局それも無駄に終わりじわじわと周囲にバレていく。 　稀代の魔術師カトリーヌの弟子になってしまい恐ろしい魔物と戦いながらスキルアップさせやがて最強の受付け嬢になっていく。 第10回ネット小説大賞　応援イラストプレゼント企画に当選しました。 よかったら見てくださいね、ユキが凄くカッコイイです。

世界は転換期を迎えていた。魔王の出現そして勇者による討伐。その後の世界は平和そのもの…というわけにはいかず。世界にはまだまだ魔物が溢れていた。精霊として生まれるはずが謎の人物オジイのミスで何故か人として世界に送り出されてしまい少女は勇者ワイアットと出会う。魔王討伐を終え疲きって溺れそうになった勇者を助けた事がキッカケで少女はエレノアという名をもらい勇者ワイアットの家族となる決心をする。 　一緒についていけずに必ず会いに行くと約束し勇者ワイアットと別れたエレノアはある日ひとりの戦士スペンサーと出会い勇者が待つ都へ連れて行ってもらうことになる。都は遠く資金もかかるためエレノアは精霊としての自分の力を活かし精霊使いとして人々の魔傷をという魔物から受けた傷を治しつつ都を目指す。

事故死して異世界転生、したと思ったら瀕死の病に罹っていた。 イケメン貴族マティウスに看取られやっぱり死ぬのかとあきらめたら、また転生！今度は流行病を何とかする為に農村を奔走し原因究明や薬の調達、何度目かの転生でやっと貴族フェアリーネとして落ち着くが、その体の持ち主は呪われていた。 借金まで抱え込み馴染まぬ貴族社会で頑張って生きる。一体なんの呪いなのか、再びマティウスに巡り合い美しい父と兄の過保護を何とか抜け出し外の世界へ。 しかし呪われていたのは一族であり呪いの正体は龍を操れるというドラゴンベインと呼ばれる血の事だった。 フェアリーネと龍をめぐり領地内外で争いが起こる。