どこにでもいる普通の女の子だと思っている「天宇良凉珠」は、幼馴染である「玄野大地」と「火祭神楽」とともに夏の祭典でコスプレをして楽しんでいた。
しかし、突如謎の光に包まれ、どこか既視感のある不思議な夢を見たことがきっかけで前世の記憶を思い出す。自分がギリシャ神話における原初の神々の王「ウラノス」であったことを。
さらには幼馴染の「大地」と「神楽」も神様だったころの記憶を思い出していて。
「こんなことある? 絶対仕組まれてるでしょ……! 最高神であるアマテラスさん、ゼウスさん、どういうことですかね? 私たち三人は訴訟も辞さないよ!」
そんな元神様な三人が征く、神が滅びた世界の物語が幕を開ける。