幼いころからみんなの中心にいて私の意見は大体通る。 私が訴えればみんな話を聞いてくれる。 彼を除いたら。

小学校、中学校と「友達」どころか「知り合い」と呼べる関係性にまで発展をしたことがない主人公である三ツ島隼人。高校では、友達を作りたい一心で行動し、クラスの中心メンバーが所属すると言われている「イベント委員」に立候補するが、裏目に出てしまい、募集人員一名の図書委員に所属することとなる。 またもやぼっち生活となるが、一波乱が起こり、、。

きみに染まってしまえば、、、

距離をとるほど離れるほど惹かれ合う。 そして、また恋をする。

「努力の意味」を失った渡会湊。 「絶対に頑張らない」と心に誓い高校に入学する。 今までの生活とは違い何事も当たり障りないようにこなそうとする渡会であったが、、、。

幼少期より組織に諜報員として育てられた加瀬渚。同じく組織に使用人として育てられた橘友里。日々組織から与えられた仕事をこなしていた2人であったが、ある日組織から言い渡された仕事が「私立帝都学園に潜入し、敵対する組織に資金を流入している学園長を抹殺せよ。」というものだった。 幼少期から学校はおろか集団生活をしたことの無い二人はいきなり高校に転校し、普通の高校生ができないようなことは全て完璧に出来てしまうが、それ以外のことには悪戦苦闘し、、、 果たして高校卒業までの期間で無事ミッションを達成できるのか！