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連載 3エピソード
『私は、たぶんこの世でいちばん嘘吐きだ』  とある出来事から自分の本音を全て心の中で封印して生きてきた主人公は、自分の人生が嘘で塗り固められていると自覚しながら息苦しい日々を送っていた。 『皆の瞳に映るのは嘘で塗り固められた私』 『本当の私は遠い昔に茨の檻に閉じ込められて、今どうしているのか分からない』 そんなやさぐれた彼女が出会った「嘘吐きのゲーム」 嘘を吐くのは自分の専売特許だとしてそのゲームにのめり込む彼女が出会う、同じゲームをやっている人たち 彼らに触れることで、彼女の日々は少しずつ灰色ではなくなっていく… *** 究極にやさぐれたOL「山田明朱」が『反乱ゲーム』で出会う人たちを通して少しずつ変わっていくヒューマンドラマ…にするつもり…です。 作中に出てくる『反乱ゲーム』とは、名前こそ変えていますが人狼ゲームそのままです。ただ、彼女の世界では王様側と市民側に分かれて戦うゲームとして流行しています。 人狼のような「嘘吐きのゲーム」を通して「自称世界一の嘘吐き」の心境が変化していく様子を描けたら…と思います。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2017年06月22日
日常 私小説 人狼 ゲーム やさぐれ 恋愛 友情 読了時間:約12分(5,973文字)