作品一覧全3件
連載 1エピソード
2020年、7月29日。上京後、酒とギャンブルに溺れ、自堕落な生活を送ってきた青年、花札十一。彼はある岐路に立たされていた。積み重ねてきた借金の額は優に1000万を超え、今、彼の住むマンションのドアの前には借金取りが取り立てに来ていた。借金を滞納した月日は3ヵ月を超え、ドアの先で怒鳴っている男も、これ以上待たせるとドアを破って入って来かねない様子。とはいえ昨日の麻雀で今月の給料の半分を使いきってしまった十一。かくなる手段はベランダから一旦逃げるしか、、、それでも覚悟を決め、ベランダから逃げようとしたその時、足を滑らせまっ逆さまに落ちてしまう。部屋はマンションの8階。まず助からない。十一が走馬灯を見そうになったその時、気づくと見知らぬ馬車の中で目を覚ましていた。。。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2021年11月16日
オリジナル戦記 異能力バトル 読了時間:約1分(336文字)
連載 6エピソード
五月五日。ゴールデンウィーク最終日。雨。 少年はビルの屋上で自殺を図っていた。 自分の人生を終わらせる為に。 クソみたいな現実を終わらせる為に。 蔑んだ奴らの心に染みをつける為に。 暗い未来をこれ以上見ない為に。 「僕の人生最後の日は雨か。。。」 ――バリケードから手を離そうとしたその時。 「あなた、雨は嫌い?」 どこからともなく現れた少女が言う。 「雨でいいじゃない。別に」 「みんなが大好きな、絶対に正義な、そして何よりも噓くさい晴れよりも。」 「夕立に濡れるのを恐れて生きていくより、雨の中で踊っている方がいいじゃない。」 「ねえ、一緒に踊ろう?」 ――それが奴との出会いだった。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2021年10月17日
悲恋 日常 青春 読了時間:約5分(2,252文字)
連載 38エピソード
俺にはある能力がある。それは、、、 「この世界のどこかにはその人の血統や身体的特徴、人格によって天から能力を授かる人が居るらしい。 『じゃあ自分は何なんだ?』 いつからは覚えてないが、俺には能力がある。それは、他人を鼓舞させ、パフォーマンスを上げる能力だ。俺の能力を使えば50m走15秒台の豚足デブでも、俺の手に掛かれば5秒台にすることができるし、10分と勉強に集中することもできないバカを、2、3日徹夜で勉強できるようにもできる。そのハズだったのだが、、、 いつからか鼓舞させるのではなく他人のパフォーマンスを落とす能力に変わっちまった! そんな中、俺はこれから始まる第三次世界大戦の決戦兵器として国の軍にスカウトされたのだった。 ※現在執筆が止まってしまってますが、気が向いたら続きを書きます。ご了承ください。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2021年06月25日
ミステリー 異能力バトル 冒険 男主人公 未来 魔法 群像劇 ロボット ミリタリー OVL大賞7M 新人発掘コンテスト 123大賞 コミックスピア大賞1 読了時間:約24分(11,738文字)