2020年3月27日
高校3年生の春休みを堪能した主人公青葉晴輝は不安と憂鬱で心を病ませていた。明日からの寮生活を耐えれる自信など微塵もなかった、最後の1日を有意義に過ごそうとするも虚無感しか残らない。
「あの時は楽しかった、あの頃に戻りたい。」
誰もがそう考えたことはあるだろう。思い出に残る記憶というのは辛いことや悲しいことなにより楽しいことばかりだろう。そしてそれはどれも輝いているように見える。同時に、
「あの時こうしていれば。」
と考える人もいるだろう。過去を思い返すと誰もがそんなのばかりだと思う。
そして主人公青葉晴輝もそんなありふれた人の1人だった。