この緑盆高等学校は。一見普通の高校だ。
それは何年も前にカリスマ性のある天才が始めた事だ。
犯罪には触れず。先生には叱られず。人々が楽しむ目的だった...だが
楽しむ人がいるのは苦しむ人がいるからだ。
お寿司を食べるには作る人がいるおかげだ。
その“賭け事”は「シャー芯」を使って行われる。
高校に持ってきていいものだ。それを使って賭ける。
勝てば増える。負ければ減る。
それを繰り返す間に、学校全体をブームに乗らせた。
そこまではいい。問題はその後だ中毒性が高いせいか先生方が混じってきた。
次の年、その先生がその学年に広め、それがまたブームを呼ぶ...それが毎年のように続いていった...
それが続いたある日。問題が起きる。