作品一覧全6件
短編
20XX年10月15日、警察庁国際課野村秀樹警部は、水野課長よりパリへの出張を要請され、翌日パリへ飛んだ。パリのブローニュの森で、日本人のヤクザ組織の一員らしい人間の銃殺死体が発見され、インターポール経由、日本の捜査官の派遣を要請されたからである。被害者は岡田省二(31歳)。岡田は神戸猿山組で麻薬販売の成績が悪いため、海外への拡販が考えられ、白羽の矢が当てられ、パリへ派遣されたのであった。然し安い卸値などもあり、現地の麻薬カルテルから目をつけられた。
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推理[文芸]
最終更新日:2021年07月12日
ミステリー 警察庁国際課 インターポール 麻薬カルテル 読了時間:約30分(14,966文字)
短編
タイ国バンコクのバンコク日本人会会長の真田信一郎の長男重男が誘拐され、身代金3000万バーツ(約1億円)を要求された。金は奪取されたが重男は無事保護された。次に真田はルンピ二公園で暴走してきた車に危うく轢き殺されそうになった。咄嗟に横に身を投げることにより、難を逃れた。
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推理[文芸]
最終更新日:2021年06月09日
ミステリー バンコク バンコク日本人会 読了時間:約34分(16,740文字)
短編
米蔵爺さんの家に若い巡査がやって来る。巡査の父と米蔵爺さんが友人だったので、巡査は遠慮が多く、なかなか目的を切り出せずに世間話ばかりしている。しかし夕闇迫る頃になり、巡査はようやく、 来た目的が逮捕することだったと話す。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2021年06月09日
ミステリー 米蔵爺さん 岡田巡査 読了時間:約17分(8,110文字)
短編
僕は小笠原達男。35歳のエジプト駐在員。2年目になって新人駐在員の歓迎パーティで、臨時のパートナーとしてアーヤなる25歳の女性を紹介して貰った。ある日夕食を共にした帰途、銃声がして人が倒れ、犯人とおぼしき人間が、僕の後を追ってきた。アパートに駆け込んだが未だ回りをウロウロしている。翌日アーヤに連絡したところ、警察へ行きなさいよと言うので、行ってみたが、親身になって話を聞いてくれない。アーヤに相談したところ、彼女のsuggestionもあり、サハラ砂漠へ逃れることにした。ところが、犯人もサハラ砂漠迄僕を追ってくる。さて困った。その内フェネックギツネと友達になり、結局彼に助けられることになる。
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推理[文芸]
最終更新日:2021年05月01日
ミステリー サスペンス エジプト駐在員 小池百合子知事 アーヤ・ナサブ 銃声 イスラーム・マグリブ アルカイダ民兵 ムハンマド・サイード バハレイヤ フェネックギツネ サハラ砂漠 ハサン 読了時間:約16分(7,875文字)
短編
東京上野公園の中で、東京芸術大学の学生と岩崎庭園の女性事務員が相次いで、暴行され絞殺された。現場付近の防犯カメラに不審な外国人男性の映像が映っており、拡大/コピーして、関係先に配布した結果、イスマイル・ジェムというトルコ人と判明した。彼は急いでパスポートを持ってトルコへ逃げ帰ったという。そこで国際刑事警察機構(インターポール)の野村警部が、イスタンブールへ派遣され、現地警察のアイデン刑事と共に、犯人を追いかけ逮捕する。
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推理[文芸]
最終更新日:2021年04月18日
サスペンス 上野公園 東京芸大 岩崎庭園 トルコ人 イスタンブール 国際刑事警察機構 インターポール 読了時間:約15分(7,476文字)
短編
ロサンゼルス空港で、主人公岡山は偶然同窓生の山田はるかに出会った。そのことが、岡山のシミバレーにおける犯罪を露わにすることになってしまった。
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推理[文芸]
最終更新日:2021年04月07日
ミステリー サスペンス 探偵小説 読了時間:約11分(5,287文字)