人は色を持っている。生まれた時は真っ白いキャンパス。それにどんどん色を付けていく。自分の好きなように。でも人々は白に憧れる。誰もその色を持っていないから。
世界は白病という謎の病に侵されていた。白病の末期状態になると人は仮死状態となりレスという謎のモンスターを生み出すようになる。人々はレスを生み出す人間のことを無色人と呼んだ。
その後、レスに対抗するためにレスの体内から取り出される謎の物質から対レス用人体変色機「COLOR」を生み出した。COLORは人間の脳に挿入して使用する。COLORを挿入した人間は体毛と瞳の色が変わり、身体能力が強化される。さらに特色武器という武器を一つ自分の体から生み出せる。特色武器の形や性能はCOLORの色によって異なる。
この物語は色と混沌が混ざった世界で心を黒く染めてしまった少年と真っ白い心を持った少女が出会うとき始まる。