ギリシアの神が、直に人間界に姿を現したり手を加えることができた時代。
神が嫌うという黒髪をもつクリスは、とある町で肩身の狭いおもいをしながら、何とか一人絵を売りながら暮らしていた。
そんな中、クリスは絵を売っている市場で、人間の服装をして下りてきている、オリンポス十二神の一神、ヘルメスから(神界)で絵を描いてほしいと誘われる。クリスが描くことで、後世に神の存在が残るというのだ。
あまりにも胡散臭い誘い文句なので、当初は相手にしなかったクリスだが……。
クリスが神界行きを了承するまでの紆余曲折と、それからの物語。
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