松島 香奈子。
中学2年生。
初めてできた、中島 雄馬。
ずっといっしょにいるはずだった未来が壊れた。
香奈子のー・・・全身ガン。
もう、生きることは不可能。余命1ヶ月宣言。
幼き日に亡くした父。
仕事で忙しく、家に滅多にいない母親。
香奈子はこの暮らしに、苦痛を覚え、辛く苦しんだ。
...本当は好きではなかった雄馬の存在のありがたさ。それだけ、雄馬が香奈子を支えてくれていたのか。
いつしか、死んでしまいとも思っていた...ネガティブな少女が初めて生きたいと強く願った。
余命1ヶ月と言われてから、2週間。
絶望の日だった。
ー・・・絶望から逃れたとき、生きたいと強く強く願った残り2週間。
泣ける話 ネガティブ 生きたい
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