ある日突然、僕は勇者として異世界に召喚された。
重度のゲーヲタでゲーム脳だった僕は、このままよくわからない異世界での生活を全力で楽しむことにした。
王からの命令は定番の、「魔王を倒すこと」。
僕はしょっぱなから鍛えあげレベマに到達し、すでにこの異世界攻略ゲームをほぼほぼクリアしたつもりでいた。
あとはボスをなぶってコンプするだけ・・・と、黒い笑みを浮かべつつ意気揚々と王との契約を果たしに出かけたのだが、魔王はなんとどストライクな美女だった。
それも、「美女なのに色々残念」な美女だ。
僕はマヌケなきっかけで思いがけず魔王と対話をすることになり、彼女を知っていくことになった・・・