坂野藤也はただ暇潰しのために街をぶらぶらと歩いていた。
何も変わらない毎日をただ、退屈に過ごしていた。
ただ過ぎるだけの毎日に、ため息をつきながら過ごしていた。
いつからこんなにも日々がつまらなくなってしまったのだろうか。
考えたところで出てこない答えを考えながら、藤也は街中を歩き続けていた、そんな時だった。
目の前に、周りをキョロキョロと見回している女の子がいた。
探しものでもしているのだろうか。
普段の俺ならばきっと気にもかけずに通り過ぎただろう。けれど、今日の俺は少しだけ違った。
妙にその女の子が気になり、俺は話しかけていた。
きっと、この瞬間から全てが始まったんだ。
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