主人公、田中優《たなかすぐる》は他人の理想通り生活する小学6年生。そんな生活に不満を持っていた優は、突然謎のお姉さんに話しかけられる。
「私は心の掃除屋。」
心のモヤモヤを解消してくれると言うお姉さん。お姉さんと契約をしたことで自分の理想通りに生きる方法と謎のブローチを授かった優だが、「掃除屋」というお姉さんの言葉に対して半信半疑のままだった。
そんなある日、優はクラスメイトからいじめを受ける。いじめられる中でさえ他人の理想を演じようとする優の前に、お姉さんからもらったブローチが目に留まる。ブローチの力によってクラスメイトを殺害してしまった優は、段々と自分の理想通りに生きていくようになる。
お姉さんは一体何者なのか?
自分の理想のままに生きる優の結末は?
自分の心に正直に生きることが善か悪か、この物語を読んであなたはどう思いますか?