俺──夜坂櫂斗は学校の帰り道、公園で奇妙なモノを見つけた。『どなたかご親切な方、どうぞ拾ってあげてください』と書かれた板を首に下げた──少女を。いやなんでだよ、犬じゃあるまいし……。俺はそう思ったが、いつの間にかその少女を家に連れ帰っている自分がいた。 「いやなんでだよッ……！」 「ねえかいとー、一緒にお風呂はいろー」 「だからなんでだよ！」 これは、俺と少女──栞里の、ちょっと異様な日常。 注) 作者の妄想の塊のようなものなので、嫌いな人はものすごく嫌いな話です。

これは人々が異能に目覚めたとある『世界』での話。 そんな『世界』の中で、八柱の純神と呼ばれる神々が動き出した。 『変化』の異能を持つ少年、向井宏人は、神々を見据え──その手を淡く輝かせる。 「『変化』」 　変幻自在に現象を操るこの力で、宏人は神々に抗う──！ ＊中盤までとても読めたもんじゃないです。すみません……完結次第書き直します。 辻褄が合わないことが多々ありますが、作者は楽しんで書いてるだけなのでご了承ください。

俺…カイロット・ファーレはとある任務で、大切な相棒、エステル・レイフォードを失った。 俺は生きる意味が分からなくなり引きこもっていたが、国や組織がそんな事を許さずスパイとしてまた生きていく事に。 1人で任務を遂行するたびに心が擦り切れていき、ついにエステルの死の真相を知った時には自分を制御するのもままならなくなってしまう。 そんな時、エステルの墓に行けば…！ 「もう一度、チームを組もう」 「しょうがないなー。全くもう。カイは私がいないとダメなんだから」 (銃を無効化する)人間の俺と(魂が強い)幽霊のエステル。 この二人でもう一度、スパイをやり直す。 かつてエステルが挑み、…殺された任務をクリアする。 「私は負けた事がないので」 「そうだな。まだ負けてない。延長戦といこうじゃないか」 死んでも一緒に居続ける、死者と生者のコンビのエリートスパイの物語。

授業中、トイレから帰ってくると誰もおらず、恐る恐る入ると異世界へ転移した。 「…なんで？」 柳原耀、十五歳。 剣と魔法や、不思議な力が自分の意思で自由自在に操れる異世界。 それは、日本の頃部屋でごろごろと異世界系の書籍を読んでいる頃に憧れ、行って俺も冒険したい！と思っていたのだが…。 「絶対に日本へ帰る！」 俺は異世界を経験して思った…。 娯楽品が少な過ぎるとっ…！ だから俺は娯楽品に溢れている日本へ、仲間と共に生還したい。 そんなささやかな願いを邪魔する神やら魔王やら勇者やらをぶっ飛ばす！ …やっぱ神はなしで。