幼い姉妹の行方不明事件や殺人犯変死が発生した神隠しの森に、ある夜火球が落ちた。その夜以降周辺の家々にツタが異常発生する。父に見てほしいものがあると実家に呼ばれたいずみは、実家がツタに覆われているのに驚く。見てほしいものは別にあるらしいのだが、それが何なのか父は中々口を開こうとしない。そして雷雨がやってきて、鳴らないはずの風鈴が鳴りだすと、死んだはずのあの人が踊り出すのだった…。

彼氏にフラれた"わたし"が研修の一環でバンジーを飛ぶことに。郊外の遊園地のバンジーのジャンプ台で妖術師と出会う…

「トナリノセカイ」に向かうミステリートレインが輝く星をも呑み込む深い闇夜を爆走します…。ユイ、死神、ピエロが織りなす不可思議恋愛ミステリー。

退屈な日常に飽きている人へ。銀河鉄道999に憧れた元キッズが書いた、すべての元キッズに贈る短編です。最後まで読むと、「ハッ！」とするかも。ぜひ、お読みください♪

もう20年以上も前の話。「私」と里美は学生時代の友人。二人で「北アメリカ大陸世界遺産絶景ツアー」に参加することにしました。ツアー2日目は「私」の誕生日で、その日の夜にはラスベガスでカジノをエンジョイする予定でした。ごく普通の二人はごく普通の格安ツアーに参加し、ごく普通の観光を楽しむ予定でした。ただひとつ違っていたのは、「私」の誕生日が9月11日で、アメリカに飛行機で入国しようとしたのが2001年9月11日の朝、あの同時多発テロの起きた朝だったのです……。