星を分ける4つの世界『科学』『魔法』『神聖』『空想』。それぞれの思惑によって世界が交差していくストーリー。
「くそッ、またエネルギー停止か。ふん、どうりでこの世からマッチが無くならないわけだ」
――ポー:科学世界
「これはノワールの任務だ。それに、私はマギナ石の調査で『神聖世界』に行かなくてはならないからな。人探しには参加しない。……ポーな」
――ギュスターヴ:魔法世界
「首謀者探しはノワールの仕事だ……って、なんでそんなことを知ってるんだ。……まぁいい。とにかくこれは極秘任務だからな。誰にも言わずにこのまま向かえ。『クロエ』様には俺から話しておく」
――マティアス:魔法世界
――昇格か……、やるしかない……。でも、リバティーって超危険地帯よね。デンジャーよ。デンジャラスよ。でも昇格よ、あいつに追いつける……。ポジティブが私でしょ。
――アイリス:魔法世界
――まだ俺は子供だからな……。俺、大人になるだけの飯食えるのかな……。大人になったらミラのところへ行くんだ。笑わせるために。子供だけど恩は忘れないぜ。……でも、会えるのは大人になってからだから、恩を返しても普通なのかな…………
――トキオ:空想世界
「たしかに、科学エネルギーに頼らないと暮らせないみたいだしねぇ。どこかにビシッと筋の通ったアタシにピッタリの悪党はいないかねぇ……」
――ミラ:空想世界
「それは"悪"ではない。というのは、人間のエゴでございます。……人間の決めたルール。生きるためなら殺してもいいが、殺していい生物と殺してはいけない生物などと不平等に区別してはならないのです」
――ウルペース:神聖世界
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