攻め 西野颯(高3)×受け 篠宮雪路(高1)
【あらすじ(全17話)】
篠宮雪路は、おばあちゃんの総菜屋を手伝いながら、人に甘えることが苦手な日々を過ごしている。ある日の放課後、相棒のぬいぐるみに『告白を上手く断れなかったこと』を反省する雪路に、姉の元カレで学校一のモテ男・西野颯が声をかけてくる。苦手だったはずの先輩は雪路の不安を優しく包み、常に肯定してくれる。ぬいぐるみカフェや文化祭などを通して、二人の距離は縮まっていく。ただ、好きと言うには近すぎて、恋人になるには遠すぎる曖昧なままの関係は続き、雪路は先輩の優しさに揺れてしまう。二人きりの旅行、先輩の受験…親密だけど、恋人にはなれないふたりの関係が続く。何度も口にしようとした好きの気持ちを抱えながら、雪路が最後に知るのは、誰にも見せていなかった先輩の秘密。姉の元カレだと分かっていても、それでも大好きな先輩の隣にいたいと願う、ひとりの不器用な少年の恋の話。
─飄々としたキツネみたいな先輩×ぬいぐるみ大好きなほわほわツンツン後輩の一途な初恋物語です─
登場人物紹介
受け ▶︎ 篠宮雪路 高1
ド田舎出身。人付き合いが不得意。姉に似て美形だけれど、本人は自覚ナシ。家族仲は良好だけど、ある理由から昔から友達が出来づらく、自己肯定感が低い。ぬいぐるみが大好きで、シロクマのシラユキさんが大親友。西野先輩にだけは、初めて会ったときからツンツンしてしまう。
攻め ▶︎ 西野颯 高3
飄々としているけど、雪路の前で喋ると残念になる学校一のモテ男。フランス人の祖母譲りの明るい地毛で、高身長なのでよく目立つ。高校生らしからぬ色気もあるが、食い気もある。両親とは不仲。雪路に対して最初は軽いノリで絡んでくるものの、常に甘い。ユキちゃんと唯一、学校で呼んでくる。姉の元カレ(?)で、見た目に反して真面目で、雪路に対してはとことん優しい。
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